
イントロダクション
今期の秋冬のファッショントレンドの中に“ネオ・クラシック”と呼ばれるテーマがあります。奇をてらわぬ王道のファッションと正統派ハリウッド女優をイメージさせるような『エレガントでしかも凜としたStyleを現代的に表現したファッション』ですね。
今回ご紹介するトレンドメイクでは、そうした背景を考慮しつつも、“自分らしさ”や“誰も真似出来ないかけがえのない個性”を活かしたメイクを提案しました。
作品 A
HAIR & MAKEUP: Hitomi NATORI
MODEL: Lira (SOS MODEL AGENCY)
作品Aは、肌色のトーンをそのまま強調するブラウン系のメイク。茶系にする事でモデルさんのお顔立ちそのものが引き立つ効果を生みますよね。またモダンにみせるためにリップ以外は全体的にツヤありの質感です。肌は色ムラの補整と立体感作りに注力。ポイントメイクは、ベージュ、キャメル、ブラウン等のアイカラーにブラックのアイラインやマスカラやフェイクアイラッシュを使用し、サンドコーラル(砂+珊瑚)色のチークカラーに、落ち着きのあるレッド系のリップカラーを組み合わせてあります。モデルさんのリップカラーは淡過ぎず、濃過ぎの中間色チョイスに。今秋注目の「レッドリップ」に挑戦するなら、これくらいの色味ならば日本人に無理なく取り入れられますね。メイク上級者やファッショニスタは「血豆色レッド」や「ワインレッド」を艶を控えめに調整しつつ組み合わせてもオシャレです。使用色はルージュココ(CHANEL)23に混色しました。他にもルージュ ココ21、28、36やメイクアップフォーエバー限定品のルージュアーティスト ムーラン・ルージュが注目色。
作品 B
HAIR & MAKEUP: Hitomi NATORI
MODEL: Mayako
作品Bは、モデルさんのアンニュイな表情がより引き立つように、あえて目元やヘアアクセサリーに鮮やかなターコイズブルーを組み合わせてあります。過去10年を振り返っても秋冬にヴィヴィッドトーンのアイカラーを使用するアイデアはほぼ見かけませんでしたが、自分らしさを表現する上でこれくらいは許容範囲でしょう。いえ、むしろモダンで新鮮、洗練されたルックスにさえみえてきます。今春2010年は春なのにアイシャドウとしてスモーキートーンがお目見えしました。成熟した、あるいは飽和したメイク業界で“アソビゴコロがあって新しい”メイクを発信するとなると、良い意味での意外性は必要条件かもしれませんね。モデルの肌は立体感作りと共にキメが整ってみえるベースメイクにしました。目元はターコイズブルーを土台に、目尻エリアにダークブラウン。インサイドラインにはホワイトペンシルを使用。フェイクアイラッシュも付けてあります。頬にはサーモンピンクをごく薄く。リップは中間色のローズピンクベージュをツヤありの質感でひいてまとめました。
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